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針尾(はりお)は日本海軍の給油艦〔。艦名は長崎県の佐世保湾と大村湾を結ぶ針尾瀬戸による〔『聯合艦隊軍艦銘銘伝』551頁。〕。 == 概要 == 1943年(昭和18年)に戦没した「風早」の代わりとして仮称艦名第4901号艦、1TL型タンカー改造の大型給油艦として建造された。横曳き、縦曳き双方の給油設備を装備し、大発搭載用のヘビー・デリックも備えていた〔。しかし、戦況の悪化によりこれらの装備を生かすことは出来ず、1945年(昭和20年)1月に本土と昭南(シンガポール)間の輸送任務に就くが、帰路に触雷し沈没。3か月で喪失した。 なお、「針尾」の名は昭和12年に竣工した800トン救難船兼曳船の候補船名のうちの一つ〔。ただし命名標準は異なる。〕で、その後改マル5計画で建造が予定されていた5,300トン型給糧艦の仮称艦名第5409号艦の予定艦名としても採用されていたが、1944年(昭和19年)5月5日に建造中止となった〔片桐, 600ページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「針尾 (給油艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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